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みなさん、ごきげんよう。
活字好き ウモリユキミ です。

ユキミ
このページは私が読んだ 書籍 について好き勝手な感想を書いています。ネタバレ 含みます。
凶気の桜
今回は、ヒキタクニオ 先生の 凶気の桜 を読んでみました。

概要
怖い大人がいねえから、脳ミソのぱさついた阿呆(パープー)がのさばるんだ。生まれて来てすみませんって思いを味わわせてやる──。
渋谷に若きナショナリストの結社が誕生した。その名はネオ・トージョー。薄っぺらな思想ととめどない衝動に駆られ、“掃除”を繰り返していた彼らは、筋者(ヤクザ)の仕掛けた罠にはまっていた。
『時計じかけのオレンジ』の冷笑も凍りつく、ヒップなバイオレンス小説。
Amazonサイトから引用
感想
20年ほど前に友人のY君に誘われてたまたま観た映画「凶気の桜」。
主演が窪塚洋介ということぐらいしか知らない状態で観たのだが、丸坊主で強烈なビジュアルの窪塚洋介の圧倒的な存在感としびれる音楽に心をガッとわしづかみにされた。

出典:Amazon prime
ハタチそこそこの貧相な語彙力での感想は「チョーカッケェー」だった。
Amazon primeで観れるようなので久しぶりに見てみたら、やっぱり「チョーカッケェー」だった。
20年以上経っても映画はまったく色褪せていないし、私の語彙力もまったく変化はないようだ。
当時は知らなかったが、「K DUB SHINE」、 伝説のヒップホップグループ キングギドラ のメンバーが音楽を担当していた。
主題歌もキングギドラが担当。劇中に流れる「平成維新」が特に好きだ。「♪一騎当千 五虎大将軍♪」
友人のY君がよくカラオケで歌ってたなぁ。また聞きたいな。
作品の感想は「チョーカッケェー」なのだが、1点だけ肯定できないものもある。
暴力。
映画版のラストには小説版のラストにはなかった窪塚洋介演じる山口が報復を受けるシーンが追加されている。
暴力を使う人間は暴力の報いを受けるという意味を込めて追加したのではないだろうか。
暴力を「カッケェー」と思わない自分を「チョーカッケェー」と称えようと思う。
好きなエピソード
その1
「単純ではっきりしてるんだよ。俺にはショックだったけど納得できた。それまで接した大人達が妙に偽善的で、おもしろくなく暮らしてるように見えた」
凶気の桜|野良猫 から抜粋

ちゃん
これはどういうシーンなの?

ユキミ
映画版にはない山口が高校を中退するきっかけとなった渋谷で出会ったおもしろい人間について話しているエピソードなんだけど、私もサラリーマンを辞めた時に周りの人間がこんな感じに見えてたなぁとか思って印象に残っているよ。
その2
なに情けねえこといってんだよ。なんとかなるわけねえだろう。それはあんたが一番よく知ってんだろ、みじめなこと言うなよ、会長!」
凶気の桜|影 から抜粋

ちゃん
これは?

ユキミ
これも映画版にはないエピソードで、消し屋の三郎と大東亜青雲同盟会長の青田とのやり取りのエピソードで映画ではあっさり終わったところなんだ。小説版では青田がみっともなく命乞いするんだけど、それがなんとも人間臭くて切ないんだよね。
最後に
という感じで今回は、ヒキタクニオ 先生の 凶気の桜 を読んでみました。

ユキミ
映画版「凶気の桜」の薗田監督の解説も読めて良かったです✨
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
スポンサーリンク|凶気の桜
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ウモリ ユキミ
世の中のあらゆることに首をツッコむ なんでも屋 雨森屋 店主 ウモリユキミ と申します。
福祉 × 教育 × 金融 をライフワークとする個人事業主です。
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