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雨森屋|コラム
みなさん、ごきげんよう。
コラムニスト(仮) ウモリユキミ です。

ユキミ
このページは 私が感じたこと を 好き勝手に綴った ページです。
理解できんな
先日、ヤフーニュースでこんな記事を読んだ。
共同通信社が全国の市区町村に実施した避難所の準備状況に関するアンケートで、トイレ数について49%が「政府が指針で示す基準を満たしていない」と答えた。被災者1人当たりの居住面積も49%が満たしていないとした。
予算や場所の不足が主な理由。南海トラフ巨大地震や首都直下地震などでは多くの避難者が出る見込み。避難所環境が不十分な場合、災害関連死につながる可能性もある。
アンケートは6~7月、1741市区町村の首長を対象に行い、96%に当たる1676人が回答。今月17日までに集計した。政府は昨年12月、自治体向けの避難所運営指針を改定。被災者の権利保護をうたう国際基準を新たに採り入れ、1人当たり最低3.5平方mの専有スペースと、災害発生初期段階で50人につき1基のトイレを用意するよう明記した。
「基準を満たしていないが、満たす予定で時期のめども立っている」がトイレで8%、面積は2%。「今後満たす予定だが時期のめどは立っていない」と「今後も満たすことは困難」の合計でトイレ40%、面積47%だった。
yahooJapanニュース 共同通信社配信
(2025/8/18)から抜粋
災害がおきたらトイレ事情がやばそうだ。特に夏場なんて悲惨なことに。
役所の不作為なんて今更驚くことでもないが、東日本大震災や能登半島地震があったり、台風や大雨なども発生しているのに随分悠長なもんだ。
災害なんていつ来てもおかしくないものだし、昨今の状況であれば予算取りや執行は簡単に出来そうだけど。何がネックなんだか。やる気次第じゃないだろうか。
理解できんなぁ。やらなきゃいけないのわかっているのに放置されてる仕事って気持ち悪いんだよな。よく耐えられるね。
いや、ちょっと待てよ。もしかしたら「避難所運営指針」とやらがとてつもなく難しい基準を設けているのかもしれない。
そう思って、「内閣府 防災情報のページ」でその指針とやらを探してみた。


出典:内閣府 防災情報のページ
くそっ。探すのだけでひと苦労だ。
共同通信社のいう「自治体向けの避難所運営指針」とやらはどれだ?
「避難生活 ~ 取組指針」、「避難所運営 ~ ガイドライン」、「~ トイレの確保・管理ガイドライン」絶妙にそれっぽい文言が含まれている資料が多数あって表題だけではわからん。共同通信社も表題ぐらいはそのまま記載してくれよ~。
こんな似たようなものばかり作って、全部読まなきゃいけない市区町村の担当者にも同情するわ。
このわかりづらさが仕事が進まない原因なんじゃないか。今回の調査で初めて改定を知った担当者も多そうだな。
とりあえず、2024年(令和6年)12月改定とのことなんで、該当する文書を読んでみるか、、、。


出典:内閣府 防災情報のページ
う~ん。
状況に応じた手法で十分なトイレを確保。
携帯トイレ等の確保・管理計画の策定。
トイレの組合せは状況に応じて選択。
などなど、まぁ当たり前のことだね。この程度のことは当然やっててほしいな。


出典:内閣府 防災情報のページ
こちらも、
既設トイレの汚水処理方法の確認。
想定される最大避難者数の確認。
災害時の使用ルールの作成。
などなど、当たり前にやるべき内容が書かれている。
因みに、記事にある「1人当たり最低3.5平方mの専有スペース」、「災害発生初期段階で50人につき1基のトイレを用意する」は、次の資料に記載されていた。



出典:内閣府 防災情報のページ
やっと見つけた。
とりあえず、この共同通信社のいう「避難所運営指針」【正式名称:避難所運営等避難生活支援のためのガイドライン(チェックリスト】が特に難しい基準を設けているわけではないことはわかった。
ただ、冷静になって考えてみると、
2024年(令和6年)12月に改定された指針について、2025年(令和7年)6~7月の時点(改定から約半年)で基準を満たしているかと聞かれても普通に出来てないんじゃないか?
逆に、よく半分近くの市区町村が基準を満たしていたな。すごいじゃん。基準を満たしてない方をクローズアップするより満たしてる市区町村名を公表してくれ。引っ越し先の候補にしたいから。
市区町村役場に文句言うつもりで記事を書こうと思ったのに、ちょっと調べてみると市区町村役場に同情する結果になっちゃったな。
「それっぽい似たような資料ばかりで災害対策してま~すのアリバイ作りに躍起な内閣府」、「意地の悪さを感じる共同通信社の調査」、「避難所のトイレの備えが出来ていない・めども立っていない市区町村」。
いろいろ理解できないが、とりあえず被災したときは直ちに被災地から離れたところに旅行に行くのがベストのようだ。
雨森屋~よろずジャーナル~
ウモリユキミの孤高日記
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ウモリ ユキミ
世の中のあらゆることに首をツッコむ なんでも屋 雨森屋 店主 ウモリユキミ と申します。
福祉 × 教育 × 金融 をライフワークとする個人事業主です。
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