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みなさん、ごきげんよう。
活字好き ウモリユキミ です。

ユキミ
このページは読んだ 書籍 について好き勝手な感想を書いています。ネタバレ 含みます。
傲慢と善良
今回は 辻村深月 先生の 傲慢と善良 を読んでみました。

概要
婚約者・坂庭真実が姿を消した。
その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。
「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。
Amazonサイトから引用
感想
いろいろディスってるね。
婚活で自分の価値を勘違いして高望みしている人、子どもを支配しようとする毒親、真面目だけど何の成果も出せないやつ。
たまに見かける婚活のドキュメンタリーに出てくる人って、発言は謙虚でも相手選びは結構図々しかったりする。まさに傲慢だ。
近年は少子化対策で国の施策として婚活を支援しているからイジれない風潮も相まって、本書のディスり具合にぶっこんでくるなぁと思った。
中盤までミステリー小説だったけど、最後まで読むと小説という媒体で社会的タブーに切り込むという感じで、言うなれば「社会派あるある小説」だった。
一番面白かったのは、西澤架の女友達が坂庭真実の正体を全部めくっちゃうところかな。
なるほどって思ったエピソード
その1
「真実さんを含め、親御さんに言われて婚活される方の大半は、結婚などせずに、このままずっと変わりたくない、というのが本音でしょう。
~~~中略~~~
けれど、そのまま、変わらないことを選択する勇気もない。婚活をしない、独身でいる、ということを選ぶ意思さえないんです」
傲慢と善良|第一部 第二章 から引用
その2
「ピンとこない、の正体は、その人が、自分につけている値段です」
傲慢と善良|第一部 第二章 から抜粋
その3
「あのさー。男子って、そういうところが本当におめでたいよね」
傲慢と善良|第一部 第六章 から抜粋

ちゃん
これは本当にそのとおりね。

ユキミ
私に言われていると思ってドキッとした💧仰るとおりとしか言いようがないね。
その4
ーーー話せるんだ、と思った。
言葉にならないというくらいの、それは衝撃だった。こんな外見の、派手で、浮ついて見えるこの人たちが、頭がいいのか。私の真面目な同僚たちのように?
傲慢と善良|第二部 第一章 から抜粋

ちゃん
当の本人は衝撃受けてるけど、あるあるよね。

ユキミ
そうだね。親の言うとおりやってきたけどなんの取り柄もない自分とチャラチャラしてるけどスペック高めの人たちという、残酷だけどよくある話だね。
最後に
という感じで今回は 辻村深月 先生の 傲慢と善良 を読んでみました。

ユキミ
女は怖い💧
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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ウモリ ユキミ
世の中のあらゆることに首をツッコむ なんでも屋 雨森屋 店主 ウモリユキミ と申します。
福祉 × 教育 × 金融 をライフワークとする個人事業主です。
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