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雨 森 屋 コ ラ ム
〜 ウモリユキミの孤高日記 〜

みなさん、ごきげんよう。
コラムニスト（仮） ウモリユキミ です。

そっちにいかないでくれ

先日、「国立・公立大学の学費を年間100万円上げる」というニュースを目にした。

文科省の「高等教育の在り方に関する特別部会」での1人の委員の提言である。

様々な角度から議論を行うことは悪いことではないので、提言自体は別に良いのだが、、、。

「そっちにいかないでくれ」と思った。

私は、国公立大学の学費こそ「無償」で良いと思っている。給食費よりも。

なぜなら、国公立大学は親ガチャが外れた者の拠り所であってもらいたいから。頑張っている者がインセンティブを得られるような社会であってほしいのである。

国公立大学だからといって、全員無償というと学校サボっている人も無償の恩恵を受けてしまうので、以下の条件を設けたらどうだろうか。

上記三つのいずれかに該当すれば学費無償。成績や内容によって「〇〇％OFF」とかでも良いと思う。公共性の高い仕事に従事してもらえればエッセンシャルワーカーの優秀な人材の確保や人材不足の解消にもつながり一石二鳥である。

給食費無償のような「与える」施策も大事だが、国公立大学の学費無償のような「勝ち取る」施策が増えてほしい。