部屋の掃除をしていたら三菱商事から株主優待でもらった「東洋文庫ミュージアム」の入館無料券が出てきた。
ウモリ屋〜投資レポート〜 へっぽこマネタリストの投資日記
期限が2022年5月15日までだったため、せっかくなので急遽行ってみることにした。
東洋文庫ミュージアム概要
東洋文庫は、三菱第三代当主岩崎久彌氏が1924年に設立した、東洋学分野での日本最古・最大の研究図書館であり、世界5大東洋学研究図書館の一つに数えられている。
その蔵書数は国宝5点、重要文化財7点を含む約100万冊であり、内訳は、漢籍40%、洋書30%、和書20%、他アジア言語(韓・越・梵・イラン・トルコ・アラビア語等)10%となっており、歴史・文化及び資料研究を行っている。
図書館は閉架式の閲覧室を設け、貸し出しはしていないが、一般に無料で閲覧を行っている。また、書誌データはインターネット検索ができ、貴重本・絵画等の全文画像、動画等をインターネットで公開している。
(2022.5.15現在)
住所:東京都文京区本駒込2-28-21
アクセス:
- JR山手線・東京メトロ南北線:駒込駅:徒歩8分
- 都営地下鉄三田線:千石駅:徒歩7分
- 都営バス:上富士前:徒歩2分
開館時間:午前10時から午後5時まで
※入館は午後4時30分まで
休館日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)、年末年始及び展示替え期間
行きは都営地下鉄三田線 千石駅を利用した。
特に迷うこともなく到着
途中、緑が多くてさすが文教区だと思った。
今回観た展示は2022年5月15日まで開催の「シルクロードの旅展」
以下の写真は書物のように見える1枚紙のチラシ(こういうところのセンスも素敵だと思った)
入って受付をすると入館用のシールがもらえる。
館内はフラッシュを使用しなければ撮影可
もっと閑散としているかと思っていたが結構入館者がいた。
日本史の授業で名前だけは聞いたことがある物も、実物を目の当たりにすると感慨深いものである。
岩明均氏の「ヒストリエ」好きなので「スキタイ」などが出てくるとテンションが上がる。
歴史的価値のある蔵書も良かったが、建物も立派で素敵だった。
建築でも様々な賞を受賞しているとのことだった。
見学順路の途中にある「回顧の道」は、神秘的で別次元につながっているような感覚になる。
中庭もきれいに手入れされ「古文書×建築物×自然」のマッチングに癒される。
展示物に含まれている小話も良かった。
料理好きなのでこういう話は大好きである。
2022年5月25日からは「日本語の歴史展」が始まる。
帰りはJR山手線 駒込駅を利用した。
駅までの道すがらにあった「六義園」もレンガ壁に豊かな自然のコントラストが良かった。
最後に
過去の書物をとおして偉人たちの「知」に触れることができる素敵な空間「東洋文庫ミュージアム」
歴史好きのあなたやそうでないあなたも、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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