図書館【PSYCHO-PASS GENESIS 1 2】サイコパス制作委員会原作 吉上亮著 読んでみたー!!!

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みなさん、ごきげんよう。
活字好き ウモリユキミ です。

ウモリ<br>ユキミ
ウモリ
ユキミ

このページは私が読んだ について好き勝手な感想を書いています。ネタバレ 含みます。

PSYCHO-PASS GENESIS

今回は、吉上亮 先生の PSYCHO-PASS GENESIS 1PSYCHO-PASS GENESIS 2 を読んでみました。

psycho-pass genesis1
(早川書房)
psycho-pass genesis2
(早川書房)

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概要

PSYCHO-PASS GENESIS 1

西暦2080年、警視庁の新人刑事・征陸智己は、八尋和爾が率いる特命捜査対策室に配属される。

そこは数多の未解決事件を追及する専任部署だったが、その背景には、包括的生涯福祉支援システム<シビュラシステム>により世界の覇権を握ろうとする厚生省に対する、警察庁の最後の抵抗があった。

激しく変動していく社会体制に翻弄されながらも、正義の在り処を追い求めていく征陸であったが――

スピンオフノベライズ新シリーズ第1弾

PSYCHO-PASS GENESIS 1 裏表紙から抜粋

PSYCHO-PASS GENESIS 2

警視庁・特命捜査対策室の征陸智己と八尋和爾は、懸命な捜査の末<ノナタワー落成式襲撃事件>の首謀者アブラム・ベッカムの元へと辿り着く。

だが、アブラムは厚生省が派遣した制圧無人機により殺害され、八尋は責任をとるかたちで警視庁を去った。

そして、2091年、警察は解体され、新たに厚生省公安局刑事課所属となった征陸は、いまだ正義の在り処を追い求めていたのだが――

スピンオフノベライズ新シリーズ、征陸編完結。

PSYCHO-PASS GENESIS 2 裏表紙から抜粋

とり<br>ちゃん
とり
ちゃん

「征陸智己」って「とっつぁん」よね?

ウモリ<br>ユキミ
ウモリ
ユキミ

そうそう。宜野座伸元さんのお父さんの「とっつぁん」よ。

とり<br>ちゃん
とり
ちゃん

とっつぁんの若い頃のお話ってこと?

ウモリ<br>ユキミ
ウモリ
ユキミ

そうそう。卒配後の最初の配属で、刑事部捜査一課「特命捜査対策室」に配属されるところから始まるよ。

とり<br>ちゃん
とり
ちゃん

そっかぁ。厚生省じゃなくて、元々、本物の「刑事(デカ)」だったんだもんね。

ウモリ<br>ユキミ
ウモリ
ユキミ

そうなのよ。「警視庁から厚生省」・「刑事から執行官」・「義手の理由」ここら辺が明らかになるよ。

感慨深かった箇所

1つ目

そして別れ際、終電もとっくに終わってタクシーで帰宅する彼女が見せた笑顔ほど、心を虜にされたものはなかった。

おれは、宜野座冴慧に恋をした。

PSYCHO-PASS GENESIS 1 第1部 から抜粋

とり<br>ちゃん
とり
ちゃん

あらあら。まぁまぁ。なんか良いわね✨

ウモリ<br>ユキミ
ウモリ
ユキミ

狡噛たちに頼りにされる硬派な男にも若い頃はありましたね。

2つ目

「……だが、いつの頃からか、また煙草が手離せなくなった。刑事という仕事を続けていくため、色相を濁らさずにいるためには、俺には煙草が必要だった。今となっては、ガキだった頃の俺を殴り殺したくなる。願掛けなどせずに、ただ自分の精神だけでスランプに打ち克っていれば、今でも俺は、あいつと一緒にいられたかもしれないのに」

それで、征陸は気づいてしまった。「……先輩。奥さんとは――――」

「離婚したよ。必要なことをしただけだ」

PSYCHO-PASS GENESIS 1 第2部 から抜粋

とり<br>ちゃん
とり
ちゃん

「新人教育」・「slaughterの導入」・「結城の離脱」いろいろあった上で、斉東が愚痴を漏らしたシーンね

ウモリ<br>ユキミ
ウモリ
ユキミ

責任感が強く、嫌な奴になりきれない男の葛藤が切なかったね。

3つ目

「八尋の親爺に、俺と結城。征陸に、新田教授……」斉東が懐かしそうに言った。「俺たちは、完璧な<チーム>だった――――」

ふいに征陸は、胸が絞めつけられるような郷愁を感じた。そして、長く背負ってきた重荷の一部をようやく手離せたような不思議な安堵を胸に覚えた。

それはきっと斉東が自分も含んで、<チーム>と呼んでくれたからかもしれない。

PSYCHO-PASS GENESIS 1 第2部 から抜粋

とり<br>ちゃん
とり
ちゃん

この後の惨劇のフラグって感じのシーンね。

ウモリ<br>ユキミ
ウモリ
ユキミ

ここは良いシーンだなぁと思うと同時に嫌な予感が止まらなかったね。

4つ目

「ごめんなさい、征陸」彼女は征陸の手を取った。「潜在犯であり執行官となったあなたと私が会うのは、これが最後よ。私は子供たちの色相を悪化させるあらゆるリスクを切り捨てる選択をしたわ。そこに例外というものはない」

そして手を離した。結城の手は、温もりのすべてを征陸に譲り渡したかのように冷たくなっていた。

PSYCHO-PASS GENESIS 2 第4部 から抜粋

とり<br>ちゃん
とり
ちゃん

潜在犯に対する社会の風当たりが明確に表現されているわね。

ウモリ<br>ユキミ
ウモリ
ユキミ

母親としては当然の判断だろうし、責めることはできないけど哀しいよね。

5つ目

「潜在犯孤児の保育を、今の社会で率先してやりたがる人間はいないからね」

その単語を聞いたとき、征陸は、どきりとした。

親が潜在犯認定され、頼れる親族もいない子供は、忌み嫌われた存在として施設を盥回(たらいまわ)しにされるのが通例だ。そして彼らの色相は濁っていく。

PSYCHO-PASS GENESIS 2 第4部 から抜粋

とり<br>ちゃん
とり
ちゃん

保育施設を運営している新田教授と再会したところね。こういう社会の風潮が1stの伸元との関係性に繋がるのよね。

ウモリ<br>ユキミ
ウモリ
ユキミ

この作品の「このような社会になった場合の弊害」の設定もしっかり作りこまれているところ、好きなんだよね。

最後に

という感じで今回は、吉上亮 先生の PSYCHO-PASS GENESIS 1PSYCHO-PASS GENESIS 2 を読んでみました。

ウモリ<br>ユキミ
ウモリ
ユキミ

3 → 4 → 1 → 2 の順に読むとまた違った面白さがあります。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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ウモリ ユキミ

世の中のあらゆることに首をツッコむ なんでも屋 店主 ウモリユキミ と申します。

福祉 × 教育 × 金融 をライフワークとするフリーランスのブロガーです。

脱サラフリーランス / 投資家 / 認知症サポーター / 手話奉仕員見習い / 宅地建物取引士(試験合格)/ FP3級

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